hăochī diary

食べて観て良いと思ったものの記録。時々旅行記やB級グルメ

【思いつき2泊3日直島の旅⑦】宮浦エリア

フェリーで直島に到着して一番最初に足を踏み入れるエリアが宮浦です。

私たちは初日到着してすぐ15時チェックインのためにホテルに直行してしまったため、2日目以降にこのエリアをじっくり散策しました。

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どこか懐かしい雰囲気の宮浦港

ベネッセアートサイトとはまた趣が違っていて、でもきちんと町に馴染んでいるアートが所々に住んでいました。

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島のシンボルでありアイドル、草間彌生の「南瓜」

赤い南瓜の近くには「作品に乗らないでください、壊したら損害賠償(もっと柔らかい言葉でしたがw)」みたいな注意書きもあってゾッとしました。。。

作品には敬意を払うべきですが、万が一壊してしまったら一体幾ら弁償することになるのか。。。笑

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こちらの南瓜は黄色と違って中に入れました

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至る所にドット柄が。

バスもドット
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レンタカーもドット
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宮浦は南瓜とドットだけではありませんでした。

様々なアートと直島の古き良き民家の景色が、島に到着したゲストをもてなしてくれます。

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ジョゼ・デ・ギマランイスの「BUNRAKU PUPPET」

こちらも中に入れる作品でした。

ライトアップされる夜も美しいそう。。

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藤本壮介の「直島パヴィリオン」

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ポケモンマンホール

2日目以降にじっくり見た家プロジェクトもそうですが、昔ながらの建造物を改築してアートにしてしまったというダイナミックな試みも面白かったです。

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大竹伸朗の「I♡湯」

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落ちて来ないか若干不安になる造り。。w

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普通に銭湯として営業

「I♡湯」は中もすごいということで利用してみたかったのですが、あいにく13時からの営業開始時間と地中美術館や家プロジェクトの時間とかねあいが合わず中の利用は見送りに。。。

この周辺の民泊利用だったら絶対行っていました。。。

 

運良く無人の時間に入り込めると、番頭さんと交渉して中の写真を撮らせてもらえることもあるそうです。写真を撮れた方は羨ましい限り。

 

写真撮り漏れましたが、宮浦エリアでは他に最終日にフェリー乗車までの時間に「ギャラリー六区」を訪問。こちらは元パチンコ屋を建築家・西沢大良氏が改装して作ったギャラリー。

観光客がまばらにしかおらず、地元の方の交流の場としても栄えているようでした。図書館のように直島関連資料が置かれているのに、おしゃべりはできる環境でなんだか居心地がとても良かったです。

 

ここで玉野市在住の友人から瀬戸内を撮り続けた写真家の緑川洋一氏のことや、直島の歴史のことを聞き、かじる程度にギャラリーの資料を調べていくうちに、「また来たい、瀬戸内をもっと知りたい」という欲が増しました。

南瓜の写真を撮って帰るだけではなく、直島が「アートの島」になった経緯を少しだけでも知れたことが、この宮浦での何よりの収穫でした。